人気のビジネスホテルチェーン6社の比較・ランキング【安くて快適】

ここ10年で急成長したビジネスホテル業界ですが、最近では大浴場やベッド、朝食に力を入れるホテルが増えてきて、安いだけではなく、サービスや施設でも各社熾烈な競争をしています。

ここで、コスパ(コストパフォーマンス)のいい人気のある大手ビジネスホテルチェーン6社の施設数や特徴を比較してみました。(参考:ビジネスホテルの人気ランキング

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各社ビジネスホテルの比較

ホテル名 ルートイン 東横イン APAホテル スーパーホテル ドーミーイン ワシントンホテル
運営会社 ルートインジャパン株式会社 株式会社東横イン アパホテル株式会社 株式会社スーパーホテル 株式会社共立メンテナンス 藤田観光株式会社
ホテル数 254ヶ所 249ヶ所 129ヶ所 107ヶ所 56ヶ所 33ヶ所
(ホテルグレイスリーを含む)
売上高 791億円
(2014年3月期・グループ連結)
700億円
(2014年3月期)
592億円
(2014年11月期)
228億円
(2014年3月期)
434億円
(2014年3月期・ホテル事業)
273億円
(2014年12月期・WHG事業)
大浴場 × ×
朝食 ビュッフェ おにぎりやパンなどの軽食 ビュッフェ ビュッフェ ビュッフェ ビュッフェ
インターネット 無料 無料 無料 無料 無料 無料
ポイントサービス Pontaポイント 独自
(東横INNクラブカード)
独自
(アパカード)
独自
(ホテスパポイント)
WAON
(藤田観光グループ・メンバーズカードWAON)
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※2015年5月3日に独自に調べたデータです。正確な情報は公式サイトや運営会社にご確認ください。

ルートインの特徴

施設数が全国250ヶ所以上あるルートインは、宿泊を主体としたビジネスマンを意識したホテルで、多くのホテルが駐車場と大浴場を完備しているので、車を利用するビジネスマンのニーズに応え、人気があるホテルです。

ルートインの一覧

東横インの特徴

「東横」と付くから東急グループかと思いきや全く別会社である東横インは、ほとんどのホテルが駅前や市街地など便利な場所にあり、ビジネスマンの宿泊に特化しているビジネスホテルです。

忙しいサラリーマンの朝に無料でサクっと食べることができる無料のおにぎりやパンが簡単ながらも定番の朝食です。

他のビジネスホテルチェーンに比べると料金も割安なので、月に何回も利用する方や、経費を節約したい場合の出張などにピッタリのビジネスホテルです。

東横インの一覧

APAホテルの特徴

「私が社長です!」のテレビCMや看板を見たことがない人はいないと思うくらいインパクトある社長の広告でお馴染みなのがアパグループが運営するアパホテルです。

ビジネスホテルの先駆けとも言えるアパホテルは、大浴場やビュッフェ朝食、無料WiFiなどを標準装備したホテルを全国に次々と開業していて、今ビジネスホテル業界の中では最もホットな企業と言えるでしょう。

アパホテルの中でも、天然温泉や銭湯を完備したホテルも多くあり、夜になるとどこのアパホテルも、出張中のサラリーマンで浴場が賑わっている光景を目の当たりにします。出張で疲れた体を広いお風呂で癒すことができるのは最高です!

APAホテルの一覧

スーパーホテルの特徴

駅前にあって黄色地に青で書かれて一際目立つホテル、それが「スーパーホテル」です。派手な外観とは裏腹に、ベッドなどの寝具にこだわっていて、枕を選ぶことができるのが最大の特徴です。

また、テレビ東京「カンブリア宮殿」の放送時には、力を入れている朝食も取り上げられ、栄養バランスに配慮された健康朝食が出張で忙しいサラリーマンもホッと一息つけることで、多くの人気を集めています。

看板はとてもハデハデですが、部屋はコンパクトながら落ち着く空間となっていて、館内の清掃や整理整頓も行き届いているので、快適に過ごすことができます。

スーパーホテルの一覧

ドーミーインの特徴

ドーミーインは、学生寮・社員寮・保養施設などを経営・受託運営している共立メンテナンスが運営するビジネスホテルです。宿泊特化型のホテルとして、ビジネスマンや外国人観光客にコスパがいいことで人気が高いホテルです。

その中でも、「ドーミーイン札幌ANNEX」は、Expediaが発表した2015年 世界ベストホテルランキングで、日本の名だたる高級ホテルを押しのけ5位入賞をした実績のあるホテルです。特に外国人観光客に、立地・食事・内装などで評価が高かったそうです。

ドーミーインの一覧

ワシントンホテル(ホテルグレイスリー)の特徴

ワシントンホテルは、ユネッサンや箱根ホテル小涌園で有名な藤田観光が運営するビジネスホテルチェーンです。藤田観光では、ワシントンホテルとホテルグレイスリーの2つのブランド(WHG)でビジネスホテル・シティーホテルを展開しています。

他の宿泊特化型のビジネスホテルに比べ、ゆったりとした造りと豊富なホテルアメニティーが人気で、新宿駅東口の中心地である旧コマ劇場の跡地に、ゴジラの頭部の等身大模型が付いたホテルを開業することで注目を集めています。

ワシントンホテルの一覧

コストパフォーマンスの高いホテルが次々と誕生

今では出張のときに必ずと言っても利用するのがビジネスホテルですが、ここ最近の各社の競争は激化していて、コストパフォーマンスのいいホテルが次々と誕生しています。

例えば、大浴場やフリーWiFi、朝食ビュッフェなんかは、当たり前(標準装備)と言ってもいいほど、多くのビジネスホテルで取り入れられている設備やサービスと言えるでしょう。

徹底的なムダを削減することで低価格を実現

成長をしているビジネスホテルチェーンの特徴は徹底的にムダを省いたコストカットが共通しています。例えば、チェックインには無人チェックイン機を用いることで人件費を削減したり、ホテル内には朝食会場を除いて、レストランを設置していないなど、徹底的にコストカットをしています。

その代わりに、大半の利用客であるビジネスマンが、仕事帰りに快適に過ごせるサービスに特化したサービスを展開することで、安い価格帯で提供することができているのです。まさにターゲット顧客を明確にすることで急成長しているマーケットと言えるでしょう。

出張以外で、プライベート旅行でもビジネスホテル

昔のビジネスホテルというと、喫煙部屋が多く、出張や夜勤明けのサラリーマンが利用するイメージが強い業界でしたが、今では、シティーホテルと変わらないくらいのサービスで、旅行などプライベートで利用する人も増えてきました。

いまやビジネスホテルは、駅近で設備・サービスともに充実していて、ビジネスにも観光にも最適なホテルへ成長を遂げています。

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