2019年06月02日
売れ筋の補聴器をメーカー別に徹底解説
- 2019年06月02日
- ショッピング・通販
補聴器の世界シェアの多くを占めるのはヨーロッパ・北欧・アメリカなどの海外にある6社のメーカーです。そして、世界6大メーカーの内、デンマークには3社もの補聴器メーカーがあります。
「電機メーカー」や「音響機器」という日本のメーカーを思い浮かべる方も多いと思いますが、補聴器に限っては海外メーカーの方がシェアが高く、残念ながら国内メーカーのシェアは低いのが現状です。
そのため、日本にある補聴器専門店でも、海外メーカーを中心に取り扱っているお店が多く、ここで紹介するメーカーを参考に、お店で相談してみるといいでしょう。
補聴器メーカーの比較
メーカー名 | ソノヴァ | ウィリアムデマント | シバントス | GNリサウンド | スターキー | ワイデックス | リオン | パナソニック |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ブランド名 | フォナック ユニトロン |
オーティコン バーナフォン |
シーメンス シグニア |
GNリサウンド ベルトーン |
スターキー | ワイデックス バイタル |
リオネット補聴器 | パナソニック補聴器 |
国 | スイス | デンマーク | ドイツ | デンマーク | アメリカ | デンマーク | 日本 | 日本 |
世界シェア | 1位 | 2位 | 3位 | 4位 | 5位 | 6位 | 7位以下 | 7位以下 |
各補聴器メーカーは、メーカー名とは異なるブランド名で展開をしていることが多いので、補聴器を選ぶ際は、ブランド名だけでなく、メーカー名も確認するといいでしょう。
ここで紹介しているすべてのメーカーが日本国内にも支社やグループ会社があるため、購入後の修理やアフターフォローも基本的には国内で対応することが可能です。
また、海外メーカーのメリットとして、世界展開しているメーカーがほとんどのため、旅行先や出張先での急な故障などのトラブルでも、対応してもらうことができます。
ソノヴァ
ソノヴァは、世界シェア第1位の補聴器メーカーです。補聴器のブランドとして、「フォナック」と「ユニトロン」の2つを展開していて、日本国内でもフォナックの補聴器を使用している方が多くいらっしゃいます。
最大手の補聴器メーカーだけあって、軽度から重度までほとんどの難聴に対応する補聴器を展開していて、他メーカーにはない子供用の補聴器についても豊富な器種を取り揃えています。
また、会議や授業で、司会者や先生の声を専用のマイクで拾い、直接補聴器に声を届ける「ロジャー」というシステムなど、補聴器とつなげるオプション類も充実していることが特徴です。
ソノヴァはグループ会社に人工内耳のメーカーもあり、補聴器だけでなく、聴覚を支える総合メーカーとして知られています。
ウィリアムデマント
ウィリアムデマントは、デンマークを拠点とする補聴器メーカーで、100年以上の歴史がある老舗メーカーの一つです。