旅行会社「てるみくらぶ」、着物販売・レンタル会社「はれのひ」、仮想通貨取引所「コインチェック」など、ここ最近、前払いや預けていたお金が返ってこないトラブルが続出しているので被害状況をまとめてみました。

てるみくらぶ

負債総額：約217億円

てるみくらぶで申し込んだ航空券が発券できなくなったり、ツアーが中止になるなどして、前払いした旅行代金が返ってこないトラブルが続出。社長は、粉飾決算や詐欺などの罪で逮捕されました。

はれのひ

負債総額：約10億円

着物販売・レンタル会社の「はれのひ」は2018年の成人の日に突然、店を閉店して、当日着付ができず成人式に行けない新成人が店舗のある横浜や八王子で続出。

成人式から2週間以上経過した1月26日には社長が謝罪会見を行ったが、前払いしたお金が戻ってくるかどうかはわからないまま。

コインチェック

被害額：約600億円

国内第2位の仮想通貨取引所「コインチェック」で、2018年1月26日に仮想通貨の一つである「NEM（ネム）」が約600億円分不正に送金される事態が発生し、コインチェックのすべての仮想通貨の売買や日本円での引き出し等の取引が停止。

同日に20代の若社長と取締役が記者会見を行ったものの、「最悪の場合、預けていただいたお金を返しできない」と弁明。コインチェックでNEM以外の通貨を持っていた人もどうなるか不透明な部分が多く、今後の対応が注目されています。

まとめ

人から預かったお金は大切に扱いましょう。汗水垂らして稼いだお金であることを自覚できない人は、お金を扱う資格はありません。